【Q&A】なぜ岡山では在籍生のSNS発信が活発なの?テアトルアカデミー岡山校 エリアマネージャーの北村孝太が、「岡高地区」独特のメディア事情とともに解説します。

連載コラム

  このコーナーは、テアトルロードに読者から寄せられた質問に、テアトルアカデミーの社員スタッフの方々が回答していくコーナーです。

 前回の記事では、「テアトルアカデミーの地方校の雰囲気について教えてください」という質問に、札幌校の副エリアマネージャー、福田智久さんに答えていただきました。 

【Q&A】「北海道発」で芸能界でブレイクするためには?テアトルアカデミー札幌校・副エリアマネージャーの福田智久が、校舎周辺のおすすめグルメとともに解説します。

 そして今回は、岡山校のエリアマネージャー、北村孝太(きたむら・こうた)さんに岡山校の校風や独自の取り組みについて答えていただこうと思います!  

※記事の内容は公開時点のものです

北村孝太(きたむら・こうた)イメージ写真

北村孝太(きたむら・こうた)

元高校球児で、体育への興味から大学時代はスポーツトレーナーを目指していたが、新卒時に縁がありテアトルアカデミーに入社。名古屋勤務ののち、2019年から岡山校に着任。 岡山に来て以来、ロードバイクにハマっている。おすすめのサイクリングスポットは尾道〜今治まで続く「瀬戸内しまなみ海道」と、岡山と鳥取の県境にある蒜山(ひるぜん)高原。近くまで車で行き、自転車で回りながら海と山の気持ちよさを味わうのがオススメ。(※所属・役職・業務内容等の記載は2021年2月時点のものです)

回答コメント:岡山校エリアマネージャー 北村孝太

 テアトルアカデミー岡山校でエリアマネージャーをしている北村です。普段はレッスンの管理・スケジュール調整などを担当しています。高校時代に野球をやっていて、その延長線上で大学時代はスポーツトレーナーを目指していたのですが、就職活動のときに「誰かのサポートをする仕事をしたい」と考え、縁あってテアトルアカデミーに入社しました。名古屋校でマネージャーを経験した後、2019年から岡山校のスタッフとして働いています。 

レッスンを行っているスタジオバース問屋町。

 テアトルアカデミー岡山校は、半分は岡山県から来ていますが、広島、香川、兵庫などから通って来られる方もかなりいらっしゃいます。岡山は瀬戸大橋があって四国への玄関口でもあり、交通の要衝でもあるので、他県からの生徒さんも来やすいのではないかと思っています。

待合室&受付。

 岡山校は2020年10月に事務所を移転しました。現在は事務所とスタジオを分けて活動・営業を行っていますが、スタジオにスタッフが直接通っているため、在籍生がスタッフとコミュニケーションを取りやすい校舎だと思います。

レッスンの様子。

「岡高地区」のメディア事情

 実は、岡山地区のテレビ事情はちょっと変わっています。岡山に3社、瀬戸内海を挟んだお隣の香川・高松に2社のテレビ局があって、この2県でひとつのエリアを形成しています。岡山と高松の名前をとって「岡高(おかたか)地区」と言われたりします。前回、札幌校の福田が話していた北海道の事情と少し似ていて、ローカル局制作の番組も多くあります。

 いまの在籍生では、淺岡和花(あさおか・ほのか)が山陽放送(RSK/TBS系列)の情報バラエティ番組「あれスタ」のクッキングコーナーにレギュラーとして出演していて、岡山放送(OHK/フジテレビ系列)の環境情報バラエティ「Re:SETO」でも子ども世代の意見を担当する3人のレギュラーのうちの1人として出演していました。

 ちなみに淺岡和花は、先日Netflixで配信された『この茫漠たる荒野で』という洋画で、ヒロインのジョハンナの吹き替えも担当していたりします。

淺岡和花-タレント紹介|テアトルアカデミーオフィシャルサイト

 実は岡山はダンススタジオが多く、劇団の活動やイベントごとも盛んで、芸能とのつながりは小さくありません。映画のロケ地にもけっこう使われていますね。

 たとえば来年(2022年)、重松清さんのベストセラー小説『とんび』が瀬々敬久監督、阿部寛さん・北村匠海さん主演で映画化されるのですが、この作品には役付きで出演している在籍生もいます。

映画『とんび』公式サイトより。『とんび』は瀬戸内海を舞台に、妻を亡くした男と息子が様々な困難を抱えながら生き抜く物語で、作家・重松清の代表作のひとつとなっている。

 こういったテレビや映画の出演機会をいただくことを通じて、岡山から東京や全国へと出ていくスターを生んでいきたいですし、そのためにも一つひとつ事例を積み上げていかなければいけないな、と思っています。

自発性を大事にした岡山校の取り組み〜「だいandこう」「こども一座」〜

 岡山校の特徴的な取り組みとして、若い在籍生を中心に、SNSやYouTubeなどを使った自主的な発信に、熱心に取り組んでいることが挙げられると思います。

 たとえば「だいandこう」という男の子二人組のダンスユニットがYouTubeで活動しています。この企画は本人たちの持ち込みですね。

だいandこうは今年(2021年)4月1日、テアトルアカデミー岡山校卒業を発表。しかし……?

 また、岡山校独自で実施している「こども一座」という企画があって、もともとは介護施設などを訪問して演劇の公演を続けていたのですが、今はコロナのこともあり、ご高齢の方がたくさんいらっしゃる場所に子どもたちで出向くのは難しくなってしまいました。

 そこで最近はYouTubeで「名作動画完コピシリーズ」という企画をやっています。

「サントリーオールド」の「主人公が、彼女のお父さんのところに結婚のあいさつに行く」というCMを子どもたちで再現している。

 私が言うのもなんですがこれはなかなか面白いと思っていて、実際の名作CMで大人がやっている役柄を子どもたちが演じる、というものなんです。カット割りなども本格的なのですが、それを子どもたちが演じているので、なかなかシュールな仕上がりになっていると思います(笑)。

 この企画は「何か面白いことができないかな?」「大人が演じているCMを子どもが演じたら面白いんじゃないか?」ということで始まったものです。子どもたちも自主的に取り組んでいて、それを支える保護者の皆さんも「子どもたちのために」ということで一生懸命に取り組んでくださっていると思います。私たちとしても、こういった取り組みをできるかぎりサポートしていきたいです。

岡山校周辺のおすすめグルメ: おかやま工房 リエゾン 

 今回も周辺のおすすめグルメの紹介をしていきたいと思いますが、私のおすすめすは「おかやま工房 リエゾン」です。

おかやま工房 リエゾン。レッスンスタジオから歩いて5分ほどのところにある。
おかやま工房 リエゾンのパン

 この「リエゾン」では、パニーニ・カレーパン・お惣菜系などいろんなパンが置いてあります。在籍生のみなさんには、土日のレッスンの合間などに行ってみてほしいです。近くのカフェでコーヒーをテイクアウトしてもらいつつ、パンを楽しんでもらうのも良いかなと思います。

 というわけでテアトルアカデミー岡山校では、レッスンの見学も受け付けておりますので、ご興味をお持ちの方はぜひ足をお運びください(※)。

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※エリアにより状況が異なりますので、事前にお電話でお問い合わせください。 

 さて今回は、テアトルアカデミー岡山校エリアマネージャーの北村孝太さんに答えていただきました。 

 Twitterを活用した「こども一座」の活動、岡山県の放送事情など、興味深いお話を聞くことができたと思います。

 テアトルアカデミーは札幌から福岡まで日本列島各地に校舎があり、それぞれ独自の取り組みも行っています。ご興味のある方は、ぜひお近くの校舎の記事も見てみていただければ幸いです。

▼これまでに公開したテアトルアカデミーの各地方校の紹介記事はこちらです。

取材・文・編集:テアトルロード編集部