【Q&A】「北海道発」で芸能界でブレイクするためには?テアトルアカデミー札幌校・副エリアマネージャーの福田智久が、校舎周辺のおすすめグルメとともに解説します。

連載コラム

クラーク博士像

 このコーナーは、テアトルロードに読者から寄せられた質問に、テアトルアカデミーの社員スタッフの方々が回答していくコーナーです。

 前回は、テアトルアカデミー大阪校運営部スタッフの成瀬さんに、「幼稚園・保育園とテアトルの教育内容の違い」についてお話しいただきました。

【Q&A】幼稚園・保育園の教育とテアトルはどう違う?テアトルアカデミー大阪校運営部スタッフ・成瀬めぐみが、校舎周辺のおすすめグルメとともに紹介します。

 そして今回は、テアトルアカデミー札幌校の副エリアマネージャー、福田智久(ふくだ・ともひさ)さんに答えていただきます!

福田智久(ふくだ・ともひさ)イメージ写真

福田智久(ふくだ・ともひさ)

24~33歳までテアトルアカデミーに在籍し、有名ドラマ・映画などに出演。その後、スタッフとして就職。現在は、テアトルアカデミー札幌校で副エリアマネージャーを担当している。最近は落語に開眼し、同じ声での複数の人物の演じ分けや、現代のドラマにはないお話の作り方に着目している。写真は落語家・柳家喬太郎さんの直筆サイン。(※所属・役職・業務内容等の記載は2021年2月時点のものです)

回答コメント(福田智久・副エリアマネージャー)

 テアトルアカデミー札幌校で副エリアマネージャーを担当している福田です。校舎運営事務、レッスンの組み立て、現場のフォロー、在籍生たちへの案件の紹介などの業務を担当しています。

 実は私、もともとテアトルアカデミーにはタレントとして在籍しておりました。21歳のときにテアトルアカデミーの通信教育を受講しはじめ、22歳からは実際に東京校に通って、その後は『渡る世間は鬼ばかり』『海猿』などのドラマや映画、CMにも出演した経験があります。

 また、24歳のころから業務の手伝いをさせていただくようにもなりました。そのおかげか、取引先や現場のスタッフさんにも顔を覚えてもらえましたし、マネージャーとして貢献できるのでは、と考えて33歳でテアトルアカデミーに就職しました。

 会社の仕組みについての知識はまだまだかもしれませんが、在籍生とのコミュニケーションや、在籍生たちの活躍に関する知識は持っているので、それが今の自分の強みになっているのではないか、と思います。

札幌校の入口。
札幌校の入口。
札幌校の在籍生たち。

「作られた子役」にはなりにくい環境。だけど……

 札幌校の特徴は、在籍生たちが楽しんでレッスンに取り組んでいるゆったりとした雰囲気があるところかな、と思っています。

 在籍生の特徴でいうと、北海道の道民性もあると思うのですが、ゆったりしていて、言われたことを真っ直ぐ受け止め、そのまま実行する素直さがあります。時間もちゃんと守りますし、原稿の読み込みもしっかりとやってきてくれる、真面目な在籍生が多いなと思います。

 私自身は東京校に在籍していたのでよくわかりますが、東京ではレッスンの先に仕事が目標として見えている一方、札幌〜北海道エリアでは仕事の案件が東京ほど多くないため、在籍生がレッスンそのものを楽しんで受けることができます。

札幌校の小学生世代の在籍生たち。

 もちろん、レッスンに取り組む上で「仕事に活かそう」という意識を持っておくことは大事です。しかし、特に子どもたちに絞って考えると、レッスンを通じてぎちぎちにやってしまうと、いわゆる「作られた子役」になってしまいがちである、ということも言えます。

 一流の子役はそこに上手く距離をとり、自分を保っていくことができますが、多くの子どもはそういう状況に置かれたら「とにかく大人に言われたことをしっかり守ろう」というふうになってしまいやすいのですね。

 その点、札幌校では「お仕事」のプレッシャーが少ないので「”子どもらしさ”という原石が、原石のまま育ちやすい環境でもある」と言えるのではないか、と思います。

 ただ、その環境は必ずしも良いことばかりとも限りません。

 たとえば東京校の在籍生で優秀な子だと、撮影現場で監督さんから「演技の解釈のニュアンスをこういうふうに変えてみて」といった演出の指示が出たときに、それを適切に咀嚼しつつ、かつ自分の個性も消しきらずにアウトプットできることが多いです。

 一方、札幌校のようなエリア校の在籍生の場合、感覚的にやろうとしがちなので、演出の指示じたいはアウトプットできるけれど、そのときに自分の感性と混ざって「地」が出すぎてしまう場合があります。そうなると監督から求められているもの、役に求められているものとの食い違いが出てきてしまうんです。

 与えられた役割によって、役者が出すべきアウトプットは違ってきます。札幌校の場合、CMの案件が多いのですが、そういった広告作品は「地」を出してもOKになる場合がほとんどです。

 ところがドラマなどの「お芝居」の場合は、演出側と役者側で役の「解釈」があまりズレていないほうがよいので、必ずしも「原石」でいいというふうにはいきません。そこはエリア校のメリット・デメリット両面ありますので、レッスンに工夫をしながら、在籍生の持ち味を伸ばせるようにしていこうと考えています。

札幌校のレッスンの様子。

北海道メディアの環境、多田萌加の活躍

 札幌校の在籍生や保護者、そして入学を検討している方は、「北海道からどのようにして芸能界で仕事をとっていくのか」ということを気にされている方も、多いかもしれません。

 北海道発でブレイクしたケースとしては、北海道テレビ放送(HTB)制作のバラエティ番組「水曜どうでしょう」で全国的にも大人気になった大泉洋さんのことが、よく知られていると思います。

 実は、北海道はローカルのテレビ局が5局もあり、各局とも個性のある番組を世に送り出すことのできる制作能力があります。たとえばANN/テレビ朝日系列であるHTBでは、朝の情報番組の枠で「グッド!モーニング」ではなく、独自の「イチモニ!」という番組が放映されており(※)、また、夕方のローカルワイド番組では札幌テレビ放送(STV/日本テレビ系列)の「どさんこワイド179」や北海道放送(HBC/TBSテレビ系列)の「今日ドキッ!」が有名かと思います。

 いま、テアトルアカデミー所属で北海道のメディアで活躍している多田萌加(ただ・もえか)というタレントがいます。彼女は2020年からNHK札幌放送局の情報番組「北海道道(ほっかいどうどう)」でサブMCとして出演していて、他にもSTVの特番の司会を担当したり、サンドウィッチマンさんの「熱烈!ホットサンド!」にも出演したりと、北海道エリアでどんどん活躍の場を広げています。

多田 萌加-タレント紹介|テアトルアカデミーオフィシャルサイト

 多田萌加の場合、フリーアナ的な立ち位置での出演も多いですが、お芝居の勉強もしているため、感情を込めたナレーションもできたりと、他の方とはちょっと違う独自の強みを持つタレントとして見てもらえていると思います。

 もともとの資質も非常に高く、本人の努力も非常に大きいですが、それが弊社のレッスンでさらに磨かれたと言っても、言い過ぎではないかなと思います。

 北海道で芸能界デビューを目指そうとする場合、多田のように地元での地盤をしっかりつくる活動をしていくことがまず大切で、そこから全国規模での活躍を目指すのが結局は近道なのではないかと思っています。その環境づくりも含めて、いま札幌校ではいろいろな取り組みをしているところです。

 札幌校在籍生の活躍でいうと、中山志緒音(なかやま・しおね)も、多田萌加と一緒にラジオドラマにも出演していて、少しずつ活躍の場を広げています。他にも2019年度秋冬に放映されたドラマ「相棒」season18や、菅田将暉さん・小松菜奈さん主演で昨年(2020年)夏に公開された『糸』が北海道で撮影されたこともあり、エキストラで何名か在籍生が出演しています。

※テレビ朝日「グッド!モーニング」は朝4:55〜8:00の放送だが、HTBでは6:00〜8:00の枠で「イチモニ!」が放映されている。

札幌校周辺のおすすめグルメ:桑田屋 白石店

 この連載では「校舎周辺のおすすめグルメを紹介する」ということがならわしになっているようですが、今回は私がご紹介したいのは、小樽名物ぱんじゅうの販売店である「桑田屋」です。

桑田屋白石店。テアトルアカデミー札幌校が入っているショッピングモール「ラソラ札幌 A Town」のお隣、B Townの地下1階にある。
あんことクリームのぱんじゅう。

 ぱんじゅうは、元々は炭坑夫や港湾労働者等のおやつとして広まったお菓子で、大正時代から存在していたようです。オバケのQ太郎のようなかたちをしていて、中身の種類があんこやチョコ、クリームなどバラエティ豊富なのも魅力です。レッスンの合間、おやつの時間などにぜひ足を運んでみるのをオススメしたいと思います!

 というわけでテアトルアカデミー札幌校では、レッスンの見学も受け付けておりますので、ご興味をお持ちの方はぜひ足をお運びください(※)。

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※エリアにより状況が異なりますので、事前にお電話でお問い合わせください。

【募集】質問はこちらから!

 というわけで今回は、テアトルアカデミー札幌校・副エリアマネージャー、福田智久さんに答えていただきました。

 「原石」のまま育つということの長短であったり、札幌〜北海道エリア特有のメディア事情など、興味深いお話をたくさん伺うことができました。

 今後もこの「Q&Aコーナー」では「各地方校の雰囲気ってどんな感じ?」という質問に、各校の担当者に答えていただこうと思います。

 また、引き続きテアトルロード読者の皆様からの質問・相談も募集中です! テアトルアカデミーのオフィシャルサイトにも様々な情報が出ていますが……

テアトルアカデミーオフィシャルサイト

オフィシャルサイトには出てきてない、こんなことが知りたい!」や、「芸能活動に関して、こんな悩みがある……!」ということがあれば、社員スタッフがお答えしていきますのでどしどしご質問をお送りください!

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取材・文・編集:テアトルロード編集部

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