テアトルアカデミーに入学したら、どんな人生が待っているのだろう――?
もちろん、きっと華やかな芸能界のステージを駆け上っていく人もいるけど、そうでない人もいる。そのとき、塾や予備校であれば学力にプラスになるような明確な効果はあるけど、テアトルアカデミーに入学して得られたものは……一体なに?
……そんなシビアな問いだって、やっぱり子供の将来を真剣に考える親であるほど、きっと考えてしまうはずです。
というわけでテアトルロード編集部は今回、そんな真正面すぎる疑問(!)への回答を探るべく、テアトルアカデミーにお願いして、3人の「ママ友」に座談会を開いていただきました。
と言っても、彼女たちは普通の「ママ友」ではありません。なんと、かつて実際にテアトルアカデミーへ入学して、芸能界を志し、そして今はそれぞれの道を歩んでいる「ママ友」たちです。
座談会では、必ずしも芸能界で活躍する道を選ばなかった彼女たちから「人生で本当に価値あるもの」を得たという言葉まで飛び出してきました。
3人の少女が大人になって振り返る、テアトルアカデミーの生活が自分の人生に与えた影響。ぜひ皆様の目で、確かめてみてください――。
※記事の内容は公開時点のものです
まずは自己紹介から……
まずは皆さん、自己紹介をお願いできますか?
石井里弥(いしい・さとみ)です。
13歳から6年間、19歳までテアトルアカデミー(以下、テアトル)に在籍していました。10年ほど女優業は引退していたのですが、5月から復帰しています。
MIYOKOです。
私は10歳から入って22歳まで在籍していて、辞めてすぐにテアトルの講師に誘われました。
その後も10年以上、講師を続けていて、毎週テアトルに来る人生がずっと続いています。来なかったのは産休期間くらいですね(笑)。
石塚望(いしづか・のぞみ)です。
私は中学2年生から高校2年生までの約4年間在籍していました。その後は、芸能とは関係のない仕事をして生活しています。
皆さん、本当にテアトルの後の経歴がバラバラですね。
ちなみに、芸能の仕事をしていたことを周囲に話してみて、これまでどんな反応が返ってきましたか?
今でも周囲に話すと、「確かに、いつもニコニコしてるよね」と言われたり(笑)。
子供の頃に教室内でいつも笑顔でいる子たちを見て、「そうしなきゃいけないのかな」と思ったのかな。
今も気づくとニコニコしてしまって……。
すごくいいことだと思います(笑)!
え、MIYOKOがそうだったんだ。意外……。
私はテアトルに来て、むしろMIYOKOから「愛嬌」の大事さをすごく学んだんです。元々とても人見知りだったので、先生に愛嬌よく「わかんないんです!」と質問しに行くMIYOKOに驚いたんですね。
私はよく「背筋が伸びてるね」や「礼儀正しいね」とは言われていて、「子役のお陰ですかね」と言われていた記憶がありますね。
みんな意思を持って入ってきた
今日は、子役に多くの人が抱いているイメージと、実際の姿の違いを聞いてみたいんです。
たぶん「親の言うことをよく聞く、まさにニコニコしている良い子」だとか「ステージママの言うとおりに頑張る毎日」とか、そんなイメージの人は多いんじゃないかと思うんです。
私の場合は、自分の意思で応募しましたね。
私も自分で勝手に応募して、両親から大反対されました。どうせすぐに辞めるんでしょ、という感じでした。だから、とにかく絶対に親に認められたくて、最初の頃は頑張っていたくらいです。
私は兄がダンス教室に通っていたので、兄とは違う場所で自分も習いたくて、入りました。
当時のテアトルは、まだ雑居ビルにスタジオが3つくらいしかなかった時代で、大きなスタジオで沢山のカリキュラムから選べる今とはまったく違う時代でした。
皆さん、だいぶ意思が強いですね。
私の場合は、当時人気だったSPEEDになりたかったんですよ。
憧れていたんですね。
いや、子供なんで、テアトルに入ればSPEEDになれると思ってました(笑)。
当時は小学校5年生だったと思いますが、テレビで踊ってる島袋寛子ちゃんとかが、自分と同じランドセルを背負っている事実に衝撃を受けたんです。
そんなときに毎日新聞にテアトルの広告が大きく出ていて、友達がタレント志望のオーディションを受けて帰ってきたという話を聞いたんです。もう自分も芸能養成学校に入って、SPEEDに入らなくちゃ、と!
本当に子供って単純ですよね(笑)。
私もそう思ってしまう気持ち、わかります(苦笑)。
それで入ってみて、どうでしたか(笑)?
「あれ、演技の授業があるぞ?」と(笑)。
でも、入ったからには、どんどん手を挙げていきましたし、ダンスの授業が始まったときには「待ってました」という感じですよね。
先生に見てもらえるように一番最初の列を取って、家にも姿見を買ってもらって、もう一日中練習してました。
その頃には両親が応援してくれていたんですね。それで、どうなりました?
やっぱり選抜クラスに入ったのが大きかったです。13歳ながらに、簡単にテレビに出られないことは認識できたので、せめて人に見つけてもらいやすい場所に行こう、と思いました。
それで当時、初めての選抜クラスができたところで、その初代の審査での通過者4人に選ばれました。
今日のメンバーは、その最初の選抜クラスの同期の人たちですが、石井さんは最初の選抜者だったんですね。
そこからは役者の勉強をして、テレビCMのオーディションを受けたり呼ばれたりして、どんどん頑張っていきました。
SPEEDになりたいという夢は3ヶ月くらいで終わりましたけど、新しい道を見つけました(笑)。
私の場合はテアトルに入学して、すぐに石井さんやMIYOKOと同じ選抜クラスに入れてもらえたんです。
でも、ついていくのに必死ですよ。周囲の人たちが本当にキラキラとして見えてしまって、背伸びして頑張る日々でした。
最初に話した子役のイメージと違って、皆さん本当にアクティブですね。
この後も何度も出てくる話かもしれないですが……結局、大事なのはお子さんの意思なんですよ。
講師になった自分としても、ある年齢になると、本人に強い意思がないと、なかなか続かないと思います。
まずは、「子供のやる気」なんですね。
「一歩でも他の人よりできることを」
子役のレッスンというのも、少し想像がつきにくいところなんですが……なにか当時のレッスンで印象的だった思い出などありますか?
私は当時、教わったダンスの先生が印象的でした。
決して学校の勉強が得意じゃない子供だった私に、「ここでは、一歩でも他の人よりできることを持てればいいんだ」という話をしてくれて、自分の中で火が物凄くついたんです。
その先生は、私には特別に厳しく指導してきて、もういつも彼女に認めてもらいたくて必死でした。
今もその人の言葉を胸に、走り続けている感じですね。
私の場合は、やっぱり演技の台本で「恋愛」が出てくると、恥ずかしかったです。
男の子との恋愛もまだなのに、見つめ合って手をつないで「好き」なんて言って、しかもそれに先生がOKを出さないといけない(笑)。
わかる、わかる。授業の前に、みんなで「あそこ、どう演技したらいいだろう?」と相談したりしていました(笑)。
けっこう皆さん、仲いいですね。そういうことも話すんですか?
毎年3月に歓送迎会があって、そこでお芝居を出す目標があるんですね。
そのために、もう1週間でも2週間でも一緒にいるんです。それで仲が深まるんですね。
私は中3のとき、学校のクラスに馴染めなかったことがあって、ここがなかったら、きっと登校拒否になっていました。
でも、テアトルという居場所があったから、学校だけが全てじゃないんだと思えたんですね。
こういう場所に来る子たちって、学校が苦手なんです。特に女の子は学校では、あの女子女子した雰囲気の中に入れないと、本当に大変ですし……。
でも、ここには自分の個性を発揮して、同じ目標に向かって歩む仲間がいる。お互いを否定しない関係性から始まれるんですね。
ただ、当時指導してくれていた、末安先生という方からは「周囲を蹴落としなさい」と言われてましたけどね(笑)。この選抜クラスは仲が良すぎて馴れ合っている、と。
でも、私はたくさん考えたけど、やっぱりそういうふうには周囲を見れなかったです。だから、自分はそれでいいや、と思ったんです。
末安先生、サプライズで登場
……と、ここでたまたま当日、テアトルで仕事をしていた末安先生をテアトルの職員さんが呼んでくれていて、まさにこのタイミングで登場してくれました。
えええええ!
いま先生から「仲が良すぎるから、もっと周囲を蹴落としなさい」という話をされたという話を聞いていたんですが(笑)、このチームって仲良かったんですか。
ちょっと特別なくらい、仲は良いですよね。卒業後も会ってるし。
あと、このクラスはノリが良かったですね。
ノリですか?
まず言われたことにパッと対応できるかどうかが、普通に能力として重要というのがあるでしょう。
あと、僕らの仕事は集団で一つのものを作り上げる作業でもあるので、アーティスティックなこだわりが強すぎてもダメ。そういう部分は、本当に良かったですね。
なんで選抜に選ばれたのか、ずっと謎だったので、聞けてよかったです(笑)。
「印象的な記憶は、冬場のエキストラ」
さて、インタビューに話を戻したいのですが……テアトルに入学してどんな活動ができるのかも、気になるところだと思うんです。
なにか華やかな記憶ってありますか?
私は高校生の時に、映画の『バトル・ロワイアル』や、あるいは『漂流教室』や『ランチの女王』みたいな連続ドラマに出演できたんです。
そこで本当に豪華な共演者の方々と、一緒に一つの作品を作り上げていく経験ができました。現場では照明も強くて、なんか本当にスポットライトを浴びたような気分になるんですね。
そういう場所で学んだのは、とにかく努力を惜しまないことですね。良い作品は絶対に、そこを手を抜かないんです。そういうことを知れたのが、一番良かったですね。
一番華やかで、鳥肌が立つほど嬉しかったのが、河辺千恵子ちゃんのバックダンサーで踊れたときですね。
当時、彼女はラブベリーで人気モデルだったんです。
そんな彼女のイベントのバックダンサーで踊る仕事をもらえたときに、そこに立った人間にしか見られない風景を目にしたんです。それで一気に自信がついて、もうどんどん踊る仕事が入るようになりました。
やっぱり、自信がついたことが大きいんですか?
それまで、ずっと自分との戦いを続けていたんです。
でも、もがいて、もがいて、その果てに自分を見つけてくれた大人たちがいた。その事実が、当時の自分には物凄い自信になりました。
この経験は今でも、生徒に話しますね。一握りの人が立てる舞台に立つために、自分と戦う努力を続けていくと、必ず道が拓けるんだよ、って。
そういう意味では……私は二人と違いますね。
私にとって最もテアトルで印象的な記憶って、初めての現場で、エキストラ出演したときなんです。
カメラに映るか映らないかもわからない中、冬場の寒い外で、ずっと出番を待ちながら、「作品に関わることって、こんなに大変なんだ」って。
華やかな舞台の裏側の世界ですよね。
結局、私自身はあまり華やかな仕事はもらえないまま、芸能活動が終わりました。当時は挫折感や、少し卑屈な気持ちもあったと思います。
ただ、テアトルで学べてよかったと思う一番のことも、実はそれなんですよ。
どういうことですか?
私は子供の頃に、オーディションや現場に行くたびに、自分より上がいることを何度も思い知らされて、「どうして選ばれるのは私じゃないんだろう」と、小さな挫折体験を繰り返してました。
でも大人になったとき、この経験こそが「最高の財産」だったと気づいたんですね。
大人になると、必ずしも自分の思い通りにいかない中で、頑張らなきゃいけないことなんて沢山ある。
でも、どんな仕事でも、受けた以上はきちんと打ち返せるように頑張らなきゃいけない。それが当然の環境にいたのも、本当に幸せです。
自分には今6歳の娘がいるんですが、彼女に教えているのは「過程」の大切さですね。
どんなに華やかに見える場所でも、そこにたどり着くまでに地道な努力が存在していて、その前にある挫折にめげずに続けていく必要がある。続けることの大事さと、そして大変さですよね。
自分の子供に芸能活動をさせたいか?
というところで、まさに最後の質問なのですが……皆さんは、自分の子供に芸能活動をさせたいと思いますか?
真面目に答えると……6歳の子供が、挫折を経験するべきなのかって、すごく難しい問題だと思うんです。
役者活動を復活させたこともあって、私の娘にも声がかかることはあるんです。でも、オーディションなんて、落ちることのほうが多いんですから、絶対に挫折はあるんです。
そこは講師として本当に思うことですが、やっぱり大事なのは本人の意思なんですよね。4歳くらいで物心がつく頃にもなると、その辺りは明確に出ます。
私個人は、早いうちに挫折しておくのは大事だと思ってるんですよ。会社に行って、上司に少し怒られたくらいで心がポキポキ折れていたら、仕事なんてやっていけないですもん。
挫折がない人生もハッピーだけど、それは人生の半分しか楽しめていないのかもしれない。私の子供には成功と挫折の、両方の心がわかる人間になってほしいですね。
娘が今11歳で、やはり外で「娘さん、どうですか?」とスカウトを受けたりするんですね。
でも、今は私が断りに行ってます。やっぱりこの年齢の子供の意思って、なかなか難しいですよ。オーディションにも親が同行する年齢ですし。
子供には自分の意思で選んでほしいですね。もちろん早く入ることで得るものもあるので、時期の問題はすごく難しいとは思うんですが……。
こんなに3人が、きちんと喋れていることに驚いているんですが……(笑)、少し今の3人の話に補足してもいいですか。
ぜひ(笑)。
実は子供の挫折が「親の挫折」になってしまっているお母さんなんかも多いんですよ。
本当はオーディションに落ちた子供をサポートしないといけない場面で、親のほうが悩んでしまうんですね。子供の気持ちより、親御さんの気持ちが前に出てしまうと、やっぱり芸能活動としても上手く行かないんですよ。
はい、子供とお母さんが、まるで一心同体のようになってしまっていることはあるんです。
でも、せっかくの子供の成長のチャンスなので、自分で決めさせて、自分の知らない一面を発揮していくのを楽しんでくれたらな、と思うんです。
それでいうと実はこの数年、起きている現象として、自分で考えられない子供がものすごく増えているんです。
自分で考えられない……ですか?
今の子供たちは、昔に比べて、すごく真面目なんですよ。言われたことは、本当に素直にやってくる。
ところが、「自由にこれをやってね」と言うと、途端にどうしていいかわからなくなってしまう。でも、本当は好きにやってていいよ、と言って、どんどん自分たちで仲良くなって進めていくのが一番大事なんですね。
そういう親子の方々って、例えば水筒ひとつ取りに行くのでも、お父さんが「そこにあるから取りなさい」と指示を出していたりするんですね。
親としてそう言いたい気持ちも痛いほどわかるんですが、まずは子供に自分で小さいことからやらせないと、何もできなくなってしまう。
ぜひお子さんが自分で行動するのを、もっと見守ってあげてほしいですね。
そこも聞いていると、お子さんの意思に関係がありそうですね。
子供って、学校の勉強ができるとかできないとか、せいぜいそのくらいの評価で生きているのが普通じゃないですか。
でも子役を目指すと、人生の早い時期から、ものすごく強烈に評価を受ける人生になる。
そのときに大事だったのは、やっぱり私たちが自分の意思で入ってきたことなんです。だからこそ本当に良い方向で、刺激を受けられたんだと思います。
私は自分の子供から、まだ本気の声はキャッチできてないです。
でも、その気持ちが本当に生まれたと分かったら、絶対に惜しまずにサポートします。
結局、本人に必ず成し遂げる意思があって、たゆまぬ努力をしていけば、絶対に良い結果につながる体験ができるんです。
いまテアトルに通っている子たちが読んでいたら、このことを本当に伝えたいですね。
学校では学べないこと
それはそれとして……最近、オーディションでテアトルの子供と一緒になると、本当に礼儀正しくて驚くんですよ。どんな教育をしているのかと、それはそれで母親として気になっています(笑)。
私たちが教わったことを、教えてるんですよ。
年少クラスでも、お母さんと子供をレッスン中に引き離すのは、必ずしっかりとやる。
どんなにお子さんが困っていても、まずは出てこないでくださいね、と。「子供だからできなくても仕方ないね。いいよ、いいよ」というのはプロの現場の仕事ではないと、私も教わりましたから。
現場に入ったら、大人も子供もないぞ、と。
私は3才児でも中学生でも、挨拶と返事をきちんと教えます。
それは将来パティシエになっても、企業に入っても、どんな場所でも共通して役に立つことだと思います。技術的なことなんて、その気になればいつでも学べますからね。
私も高校や就職活動の面接で、こういう基本的なことが、すごく役立ったんですよ。
高校受験で偏差値的にだいぶ上の学校を面接入試で受けたのですが、事前に質問や挨拶の電話を丁寧にかけたら、対応いただいた方が面接官として出てきて合格できました(笑)。
だいぶサバイバル能力の高い中学生になってますね!
一度タレントを休んで一般企業に入ったときも、面接で自己PRするのには慣れていたので、かなり上手に話せました。そういう部分は、本当に鍛えてもらったと思います。
こういう基本が当たり前になっている環境って、本当に貴重でした。
私も、幸せだなと思います。
テアトルはカリキュラムがずっと続くので、普通の習い事のように「小学生まで」のような区切りがないんです。だから、やめるときも自分の意志。すごく良い仕組みだと思っています。お陰で、私みたいに人生のほとんど時間を、テアトルと過ごしてしまっている人もいますが(笑)。
最後に
今日は色々とイメージが変わる話を聞けたんじゃないかと思います。最後にこの記事を読んでいる読者に一言お願いします!
お母さんには、ぜひ子供の一番の応援団になってほしいです。子供の可能性を信じて楽しめると、すごく良い体験ができるんじゃないかと思います。
テアトルに入ることの可能性って、別に役者になることだけとは思わないんです。そういう場所として捉えて、子供の可能性を広げていってくれたらいいんじゃないかと思います。
私自身は、学校とは別の居場所を持てたことは、本当に良かったですね。
私は自分の子供にも、「なにか一つ抜きん出るものを持つのを頑張る」ことで、自分の人生を楽しんでいく選択肢だってあるんだよ、と言っています。
もちろん私の人生は少し極端ですし、学力が人生の可能性を豊かに広げてくれる事実を、子供に伝えるのも大事なことですが、そういう道もあることは教えたいですね。
私は結局、芸能の仕事には就かないで社会に出たんです。でも今思うと、人を見る目だとか、頑張り抜く力だとか、たくさんの「人生で本当に価値あるもの」を、テアトルに与えてもらえました。そういう大きな勉強ができる場所として、お子さんを見守ってあげてほしいなと思います。
一生の友人も手に入れられましたし!
これだけ長く一緒にいられる友人がいるのは、本当に幸せな人生だなと思います。
今でも年に2回くらい、パパも含めると20人くらいで集まって、会ってるんですよ。最近は子育てや家族のことも相談しているし、こんな仲間に恵まれる人生なんて、なんて幸運なんだろうと思っています。
やっぱりママ友だと、子供を通してのお付き合いなんです。でも、ここでは本当にありのままの自分でのお付き合でお互いに理解し合っていられる。そういう関係をテアトルで作れたのが、本当に幸せですね。
文・取材・編集=テアトルロード編集部/撮影=中田智章